昨今、私達を取り巻く経済環境はめまぐるしく変化し、一段と不安定さを増しています。世界同時不況、東日本大震災、西日本豪雨災害、新型コロナウイルス。「滅多に起きない」と言われるようなことが「5年に1回」は起きており、何かある度に経済は大きくマイナスの影響を受けています。この事実を見れば「起こらないこと」を前提条件に経営はできません。そんな中で、私たち東広島商工会議所青年部(以下、「東広島YEG」と称す)は何をしていくべきでしょうか。やるべきことは数多くありますが、最も求められることをあげるならば、それは会員の外部環境の変化に経営を適応させていく能力を高めることだと考えます。社会を見ていると、「変化に対応できない会社」が多いこともありますが、そもそも「変化を無視している会社が多い」ということに気づきます。変化はチャンスでもあります。しかし、多くの会社は、そのチャンスを活かすことができず、逆に変化の影響を受けて業績が悪くなったりします。私たちは、時代を先駆ける青年の責務として変化にいち早く気づき、外部環境に適応し、商品・サービス、顧客接点、組織体制を育むことで、社業を、そして地域を、更には日本経済を発展させていかなければなりません。
そういった中、2022年度に掲げるスローガンは「BLACK」〜世界に、きっかけを。〜です。理由は、3つあります。
1つ目は「個性豊かな会員それぞれの、色を集結させる」という思い。絵の具を想像してください。どんな色でも混ぜ合わせると最終的には「黒」になります。私たちはこれを会員の個性に当てはめます。情熱的な赤。冷静な青。やさしい緑。カラフルな個性を持つ尖った会員を集結させ、真っ黒な東広島YEGをつくりあげる。それが「BLACK」に込められた思いです。
2つ目は「自社業を発展させる、真っ黒な哲学を生み出す」という思い。カラフルな会員の個性を混ぜ合わせ、それぞれの社業に活かし合う。会員達が手を取り合うその先にあるのは、何よりも強く優しく逞しい漆黒の世界。知識を高め本質を掴み、外部環境の変化にいち早く適応した組織づくりができる、真っ黒な哲学を持つ東広島YEGを目指します。
そして、3つ目は「真っ黒な哲学で、常識と時代を塗り変える」という思い。過去や現状を知ることもなく、「常識を変える!」と叫ぶわけではありません。今を培った歴史や伝統をとことん理解して、物事の真理を追求することではじめて、変えるべきこと、変えてはいけないことが理解できるものです。知識を高め、会員の総力をもって、常識を真っ黒に塗り変える1年にしていきたいと考えています。
変化が激しく、また不安定な世界において、企業経営を外部環境に適応させ続けることは簡単ではありません。力強い東広島YEGで研鑚を積み、真っ黒な哲学で常識を塗り変え、変化に適応し、更には私たちが主導して「世界に、変化のきっかけ」を生み出す。そんなBLACKな東広島YEGにしていきましょう。
東広島商工会議所青年部 会長杉原 里志
杉原 里志
谷口 守
蓮池 祐介
総務委員会・事業最適化委員会 担当
永森 達也
採用特区委員会・地域振興委員会 担当
吹野 寿史
広報・デジタル推進委員会 担当
常光 徹
会員開発委員会・次世代検討委員会 担当
宮原 亮
吉川 智司
小幡 久之
坂井 志保
田中 聡
上岡 裕明
栁田 直伸
三野 智弘
永田 雅史
太田 裕人
齋森 一真
奥本 真人
加藤 ゆかり
正原 巧一
有田 武司
岡崎 稔
木下 貴裕
高橋 成八
延末 拓也
前迫 薫
坪島 功
中山 裕至
堀 光都子
野村 滋
井上 浩
鳴谷 浩一
掘川 卓志
髙東 秀平
内田 直穀
山本 新二
徳森 和芳
名井 崇真
内田 直穀
品川 優毅
立花 朗
小比賀 理延
原田 明
牧尾 和志
宮迫 真芳