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東広島商工会議所青年部BLOG

お礼

2022年度、東広島商工会議所青年部の会長を務めております杉原里志です。本日を持ちまして、会長の職を2023年度常光徹会長へ引き継ぎます。1年を通じ、東広島YEGの活動に積極的にご参加をいただき本当にありがとうございました。

 この1年間、「どうすればYEG活動が会員企業の発展に繋がるか」を、真剣に考えてきたつもりです。

2021年に起業しました。そのとき、ひとつのメッセージを掲げました。

「Just for Fun.」

たのしいから、没頭するし、
たのしいから、こだわりを磨きあげる。
そういった熱量が、周囲のひとを魅了する。

というものです。

東広島YEGには「たのしい」が溢れていましたし、自分自身もそれを魅力に感じていました。

ただ、13年間YEG活動をYEGの外から見てきた自分には、「YEG活動をしている人たちは、自己研鑽と地域貢献をといいつつ、たのしさに逃げている」ようにも映っていました。実際には運営の苦労があるのは理解しています。

しかし、従業員の多くは上司のYEG等の青年経済団体の活動を、肯定的に受け止めてはいません。だからこそ、「どうすればYEG活動が会員企業の発展に繋がるか」に、こだわる活動をしたいと考えていました。

楽しんでいるのだから、うまくいく。心地よいことをしていたら、成果がついてくる。確かに、そういった場合もあるでしょう。でも、進化した魚は、その進化の過程で、陸に出るのが大好きだから水中から飛び出したのでしょうか。心地よかったから水中から飛び出したのでしょうか。きっと違います。必死に「適応」しようとしたわけです。「危機感」があったから水中以外の環境に挑戦し、進化したわけです。

成長を強力に支えるのは、心地よさではなく、前向きな危機感です。「前向きな危機感」と「たのしさ」。この相反する2つをどのようにして、混ぜるのか。だからこそ、危機感を打ち出す会長の自分には、周りを巻き込み「たのしさ」を打ち出してくれる4人の副会長の存在が、とても大きいものでした。随分と、厳しい要求をしてきましたが、しっかりと支えてもらうことで、無事1年を終えることができました。

ここで、あらためてみなさんに、感謝致を伝えさせてもらいます。

自分の想いを各委員会へ伝え、杉原が求める高い要求に、悩み、そして伴走してくれた、常光副会長、蓮池副会長、永森副会長、吹野副会長。本当に、苦労をかけました。ありがうございました。

 今年は急遽臨時総会の招集もあり、4度の総会を運営してもらいました、吉川委員長をはじめとする総務委員会の皆さん。法被やブルゾン、国旗、その他様々な備品手配を依頼しました。青年部マニュアルや理事マニュアルの更新もしっかり対応してもらいました。

 龍王山初登頂では過去最高と言っていただいている初日の出を拝むことができました、正原委員長をはじめとする地域振興委員会の皆さん。正直に言えば、挨拶に緊張していて、日の出を楽しむ余裕がなかったのが心残りです。

 2度にわたるオープン例会にて、そして27名の新入会員に入会いただきました、堀委員長をはじめとする会員開発委員会の皆様。講師例会ではなく、手作りで行うため、ずいぶんと手間をかけてもらいました。150なのか、160なのか。気を悪くさせました。

 ラストイヤーで奮闘してもらいました太田委員長と採用特区委員会の皆さん。事前調査をしっかりとしてもらうことで、高い評価が出たときは本当に嬉しかったです。

 委員会名から自分たちでつけてもらうことからスタートしました、上岡委員長をはじめとする事業最適化委員会の皆さん。あらゆる社会変動に対応できるよう、企業の「これから」を考える機会の創出や、変化のきっかけをつくるをテーマに、様々な議論をしてもらいました。

 6月例会の運営、新年互例会の運営の他、各事業の写真撮影、そして約40件の活動報告や約40件のブログアップ、InstagramやFacebook、Twitterなど、年間を通し活動をしていただきました、高橋委員長をはじめとする広報・デジタル推進委員会の皆さん。今年は自分たちで「対外的視点を達観した広報をすること」を活動の主軸にすると高いハードルを設定され、期待と不安の半々で見させていただきましたが、しっかりと活動をしてもらいました。

 そして、全会員、歴代会長、同規模都市に設置されたYEGへのインタビューと役員との協議を経て中期ビジョン(2023−2027)を策定してもらった、掘川委員長をはじめとする、次世代検討委員会の皆さん。

 東広島YEGの枠を飛び越え、酒まつりや広島県連、中国ブロックに出向していただき、責任をもってその職を全うしていただきました皆様。

 東広島YEGの行く末を常に考え、時に厳しく、時に温かくご指導いただき、各事業にも積極的に参加をしていただきました、徳森監事、名井監事。

 県連代表理事として、本当に大きな重積を果たしてもらいました、牧尾顧問。多くは語らずとも、我々執行部がその答えを出せずにいる時、LINEで遠隔操作をし続けていただきました原田顧問。ビジョン作成にもご尽力いただきました宮迫顧問。さまざまな問題を交通整理してもらいました小比賀顧問。

 事業費振込に対して、常に迅速にそして正確に対応していただきました事務局の高橋くん。中期通常総会や新年互礼会、卒業式においては例年以上に温かいご支援・ご協力をいただきました、嚆矢会鎌田会長をはじめとする、青年部のOB・OGの皆様。

 各会議における会場準備から議事録の作成、そして各事業での受付など、青年部事業を縁の下で支えていただきました、内田幹事、品川幹事、立花幹事。

 相談しない杉原に常に気遣ってくださり、そしていつもこれまでの経験を活かした助言をしていただきました谷口直前会長。

 最後に。運命だったのではないかと思うほど、いい出会いとなりました。理事未経験にも関わらず、常に副会長や委員長、そして会長の自分を完璧に支えてくれた宮原専務理事。

全ての方に、お礼申し上げます。

今年度掲げたスローガンは、「BLACK」〜 世界に、きっかけを。 〜 でした。

非常識ということで、随分と反対意見をもらいました。

「BLACK」というワードを選択したのは、決して奇をてらったわけではありません。黒は、色の中では最も安定した色。常識という非論理的思考から離れ、物事の本質をしっかりと捉え、しっかりと守りを固める。そういった運営を1年間していこうという私なりの覚悟でもありました。

本質を確認するため、これまでの慣例で行われてきたことにも、常に「なぜ」を問い続けました。スローガンに沿って本質を踏まえているか、ゼロベースから考えた結果です。

推しつけがましいですが、この活動が、東広島YEGに関わるすべての人の〝きっかけ〟であり続けたい。あらたな切り口から前代未聞の活動を生み、すべての人の背中を押し、共にきっかけを見つけ、新たな未来を切り拓く。そう願い活動し続けた1年でした。

 会長としての襷を渡す2023年度常光徹会長は、私より青年部としての経験も長く、何よりもその温かい人柄で多くの皆様から愛されている人物ですので、必ずや青年部をより良い方向に導いてくれるでしょう。

 2022年度は本当に要望の多い年であり、会員の皆さんに数々のご負担をかけることも多く、また私の配慮が足りない部分もあり、気を悪くされた方もいらっしゃるかと思います。今年度で得た知識や経験を是非ともこれからの社業や青年部の活動に役立てていただければと思いますし、私自身もひとりの人間として成長し、自分自身の輪をさらに広げ深めていけるよう、精一杯努めてまいります。

 一年間、本当にありがとうございました。

                           東広島商工会議所青年部  

                            2022年度会長 杉原 里志

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